選挙権はないけれど・・・

今日、フランスの大統領選挙１回目が行われた日。

パパとナウと一緒に選挙会場まで行ってきました。

朝から夕方までいつでも投票できるのですが、私達はお昼ご飯を食べた後に行ってきました。

ナウ、初の選挙体験です！




まず、誰を選ぶのか・・・

大統領って言ってもわからないナウ。

まぁ、もちろんです。

フランスのシェフなんだよ～！って言いましたが・・・



で、投票場の近くに張られているポスター。

この中の、この人が今のシェフで、この中から皆でシェフを選ぶんだよ～って言いながら投票会場へ。



そして、パパと一緒に投票ボックスの中に入ってどうすればいいか説明をいけていたナウ。

ボックスから出てきて、投票箱に投票する前に身分証の確認。

投票権があるか・・・ここの投票場に登録されてるかのチェックがあり、投票がOKされます。

透明な投票箱に入れて、パパと一緒に出てきたナウ。

私は投票権がないので、入り口で待ってました。



帰り道、パパは誰に入れたの？？

と聞くナウに、ポスターを見ながら言葉で説明するパパ。

そして、確認の為に指を指そうとするナウ！

それを制する私達！！

ナウはどうして指確認をしてはいけないか分からずふくれっ面。

パパが誰に入れたか、他の人には内緒なんだよ！



車に乗って、じゃぁ、テレビで教えてあげる・・・

ということで、今夜はテレビの前で選挙結果を見ながら夜ご飯でした。

食卓とテレビの部屋と別なので、普段はそんなことはしないのですが・・・

特別な時だけね！



今回の無投票率が２０パーセント以下だったらしいです。

ということは、投票率は８０パーセント超え？！

さすがに、この社会状況に不安を覚えている人が多いのでしょうね。

この大統領選挙後に、状況が改善されるといいのですが・・・




日本に居た時は選挙に全く興味がなく、どうせ投票したって変わらないし・・・って感覚でした。

でも、国のトップを自分達の１票で選ぶことが出来る！のはちょっと感覚が違いますね。

全く政策の違う大統領がいきなり誕生するかもしれないわずかな希望！が、国民に投票させようという気にさせるような気がします。

特に、こんな状況だとね。

私にフランス国籍があったら・・・投票していたでしょう。

誰に？！

それは・・・

ヒ・ミ・ツ！




ニコラ・サルコジ大統領とフランソワ・オランド氏の一騎打ちは５月６日に行われるそうです。

ナウのバカンス最終日。

２週間後です。